お肌のバリア


「お肌の科学とスキンケア事典」
お肌のバリア


角層の保湿とバリア機能


角質層(角層)は表皮の最表面の細胞の層で、畳を何枚も重ねたような
構造をしています。


また、この畳と畳の隙間には細胞間脂質でびっしりと満たされています。


この厳重な構造が、外からの刺激や微生物からの侵入を防ぐと共に、
体内の水分の蒸発も防いでいるのです。


皮脂が作り出すバリア機能


角質層(角層)は、からだの内部と外界を分ける膜として存在し、その機能には
保湿機能とバリア機能の大切な2つの役割があります。


角質層(角層)の保湿機能は、適度な水分を保持することによってお肌に柔軟性
を持たせ、なめらかでみずみずしい素肌にします。


バリア機能は、お肌ないの水分が蒸発するのを防ぎ、からだが干からびないよう
にするとともに、外部からの刺激や病原微生物が体内に侵入するのを防ぎます。


そして、この角質層(角層)の水分保持には、NMF(天然保湿因子)と皮脂膜、
そして細胞間脂質が大きく関わっています。


そのうちのひとつである皮脂膜は、表皮に開口する皮脂腺より分泌された皮脂
と汗腺より分泌された汗が混じりあってできたもので、その主な成分は脂肪酸、
トリグリセリド、ワックスなどです。


皮脂膜が適度にある皮膚は、しっとりとうるおいのあるなめらかな素肌になります。


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皮脂腺から分泌される皮脂や汗腺から放出される汗は、角質細胞の保護のほか、
余分な水や毒物、微生物の侵入を防ぐ保護膜として働いています。





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