汗腺のはたらき
「お肌の科学とスキンケア事典」
汗腺のはたらき
【汗腺の種類】
汗腺には全身に分布しているエクリン汗腺と腋窩、乳輪、肛門などの
特殊な部位に存在するアポクリン汗腺の2種類が存在します。
【汗腺のはたらき】
汗腺からは汗が分泌され汗の発汗によって体温の調節を行っています。
また、脂腺から分泌された皮脂を体表に流し広げる効果もあります。
【エクリン汗腺】
エクリン汗腺は、額や手のひらに多く存在し、
表皮の表面に直接開口しています。
そしてこのエクリン汗腺こそが体温調節にとって大切な器官で、
多量の汗を分泌してその汗を蒸発する際の気化熱を利用して
体温を低下させます。
また、エクリン汗腺から分泌される汗は大部分が水です。
この水分によってお肌の表面に潤いを与えています。
【アポクリン汗腺】
アポクリン汗腺は哺乳動物の芳香腺の退化したものと考えられ、
一般に毛包に開口していますので毛の多いところにより多く分布しています。
例えば腋窩、外耳道、乳輪、外陰部、肛門に多く存在します。
アポクリン汗腺は動物の発情期に分泌が盛んになります。
【アポクリン汗腺と体臭】
アポクリン汗腺から分泌された汗は、
お肌の常在菌によって分解され体臭を放ちます。
これらの体臭が発生する部位は汗や皮脂の分泌が盛んな部位で多く、
これらの体臭を発する部位は発疹などの炎症が起こりやすくなっています。

